株式会社ジェンツ 取締役工場長 紺野文昭

●企業概要を教えてください。

弊社の創業は、昭和44年8月6日で、現在、福島県福島市と埼玉県春日部市の2工場で製造しております。
福島工場は、従業員153名で、主に、紳士物の上着とベストの生産を担当し,春日部工場は、従業員32名で、紳士物のズボンの生産を担当しています。

●強みを教えてください。

一言で言えば、卓越した技術力です。
約15年前に親会社が倒産しましたが、紳士服を製造するための高い技術を持っていたため、取引会社との取引は続き、会社が存続することが出来ました。
紳士服製造をするために必要な技術は大きく分けて2つあります。
1つ目は、紳士服を製造するためのコンピュータシステムです。弊社は、現場が作業しやすくするためのコンピュータシステムを自社で独自に開発し、使用しております。

 また、裁断につきましては、最新のCAM(製品製造・加工システム)を2台導入し、裁断効率を高めています。
2つ目は、職人の手による卓越した技術です。どんなに機械が発達しても、人の手は必要です。

 裁断する際、機械で裁断できない場合は、人の手で一点一点手裁断しています。
縫製は、一見、同じ作業に見えますが、素材に応じて、イセ量やミシン速度を変えて縫製しております。
仕上げのアイロン作業は、職人が、生地に応じて、プレス圧力を変え、服に立体感が出るようなアイロンワークを心かげています。そして、最後に、一点一点味を付け、化粧をしております。
最新のコンピュータを用いて、作業の効率を図り、手作業が必要な部分は卓越した職人の技を用いてお客様一人一人の体に合った着心地の良い洋服、お客様に喜んで頂ける洋服を目指して日々努力しております。

●現在、力を入れていることを教えてください。

多種多様な製品作りと人材教育です。
他社との競争に勝つためには、良い製品を作ることはもちろん、他社では、出来ない製品も作っていいかなければ、生き残っていけません。
そういった製品を作るためには、優秀な人材が必要です。
いかに短期間で技術を身に付けることができるか、我々教育する側と、受ける側が同じ認識を持てるよう、日々話し合っております。

●主な納品先を教えてください。

オンワード樫山
ミユキ販売
ビームス
ほかテーラー及びアパレルメーカー
に納品しております。

●今後の展望について教えてください。

自社ブランド「メイド・イン・ジェンツ」の確立です。
洋服業界も食品業界と同様に生産者の顔が見える製品が求められてきています。
現在は、各ブランドからの受注生産ですが、ゆくゆくはメイド・イン・ジェンツとして、自社で設計、製造し、デパートや各販売店で、「これはジェンツの製品です」と、自信を持って販売していただきたいと思っています。


企業詳細ページはこちら:株式会社ジェンツ

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