有限会社 金水晶酒造店 代表者 斎藤 正一

経営理念を教えてください。

当社の経営理念は、「誠意と感謝をもって福島市唯一の日本酒を造り、届ける」ということです。
酒を造るには、お米を作ってくださる方、きれいな水を守ってくださる方、瓶やラベルなどの材料を作ってくださる方などいろいろな人のお世話になります。
そして、完成したお酒を運んでくださる方、飲んでくださる方がいます。
すべての人に誠意を持って感謝しながら、これからも「福島市を語るのにふさわしい酒造り」を続けていきたいと思っています。

金水晶の場所とこれまでの歩みについて教えてください。

金水晶の外観写真
金水晶酒造店は、昔の奥州街道、奥の細道沿いに建っています。福島市と二本松市の境から一キロほど離れたところで、江戸時代には、旅籠を営んでいました。鉄道の開通によって、旅籠の需要が薄れたことから明治28年に、造り酒屋を始めました。平成27年で創業120年になります。
震災で、店と事務所が大きな被害を受け、瓶詰めのラインなども壊れましたが、修理・建て直しを行い、酒造りを続けています。

日本酒の造り方を教えてください。

玄米と精米した酒造用の米の写真金水晶は、主に福島市で採れたお米をつかっています。
(左が玄米で、右が半分くらいまで精米した酒造用の米です。)
酒づくりには、米の真ん中の部分だけを使います。

和釜で蒸した米の写真
その米を当社では、昔ながらの和釜で蒸しています。
蒸された米は、放冷機の上に出され、麹菌が働きやすい温度まで冷まします。

温かな室の中で種麹と混ぜ、米を麹に変えていくところの写真
次に温かな室の中で種麹と混ぜ、米を麹に変えていきます。長年鍛えられた杜氏の技が酒の味の決め手となります。

酵母を加えて発酵させ、アルコールに変えていくところの写真
麹菌で甘くなったお米に酵母を加えて発酵させ、アルコールに変えていきます。

大きなタンクの中で仕込み、もろみをつくっているところの写真
酒母と蒸し米をさらに3回に分けて大きなタンクの中で仕込み、もろみをつくります。

もろみを絞ったものが日本酒になります。
日本酒のおいしさを引き出すには、米をどのように発酵させるか、非常に繊細な管理が必要です。
金水晶酒造店の杜氏は、それを見極める技術が優れていることから、
平成27年度の福島市技能功労賞を受賞し、福島市の名工会員となりました。

主要製品について教えてください。

金水晶大吟醸の写真一番の主力商品は「金水晶大吟醸」です。
このお酒は、日本酒コンクールで最も規模が大きく、最も歴史のある全国新酒鑑評会で八年連続の金賞に輝いています。
酒米は山田錦。フルーティーな香りと、すっきりとした飲み心地でこれ以上は味わえない最高級のお酒です。

純米吟醸酒の写真「純米吟醸酒」は、酵母も米も福島県が開発した福島オリジナルの純米吟醸酒です。こくのある米本来の美味しさが感じられるお酒で、平成25年には、県の鑑評会「夢の香の部」で第一位にあたる福島県知事賞を受賞しています。

そのほか、ラベルがおしゃれで洋食に合わせやすい「純米酒」、福島市の観光キャラクター、ももりんの元になった吾妻小富士の雪うさぎが描かれた「金水カップ」、あかべこのとっくりとお猪口が入った金水晶「あかべこセット」、火入れをせず、フレッシュな味わいの「本生原酒」、お燗であたためると美味しい金水晶「本醸造酒」、そして忘れてならないのは、金水晶「福島の酒」
お求めやすい価格で晩酌やお祭りなど、福島に寄り添ったお酒です。

純米酒、金水カップ、あかべこセットの写真

本生原酒、本醸造酒、福島の酒の写真

今後の展望について聞かせてください。

お酒には、その土地の米のうまさも、水の良さも、人柄の良さも、全部つまっています。
ですから、さらに美味しい酒造りを目指して、福島のすばらしさを皆様にお届けしたいと思っています。


企業詳細ページはこちら:有限会社金水晶酒造店

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