(株)クラロン 会長 田中須美子

●会社概況について教えて下さい

 学校の体育着を主に、Tシャツ、ポロシャツや病院の介護服を製造販売している会社です。その他、柔道着、剣道着、作業衣、タオル等も取扱っています。納入先は約1,200校の学校や官公庁、企業、病院、団体等です。
 従業員は130人、女性の多くが縫製に携わっています。
 縫製の工程については、小学校の副読本にも採用されています。

●生い立ちについて教えて下さい

 クラロンは、昭和31年肌着の製造販売業として先代社長の田中善六が創業しました。その後、39年に東京オリンピックの開催を機に、これからはスポーツの時代になるということで、体育着の製造に転換し現在に至り、平成25年で創立57年を迎えました。
 昭和52年には、常陸宮様ご夫妻に工場をご視察頂き、従業員を激励頂きました。また、平成7年のふくしま国体時には、選手のユニホームやコスチューム等を当社で縫製し、当日は、あづま総合運動公園の体育館に従業員と共にミシンを運び対応したことなどが懐かしく思い出されます。

●経営方針について教えて下さい

 クラロンでは、「みんなが望む健康、みんなに優しいスポーツウェア」を理念として、品質の良い機能性のある者を提供することによってスポーツの発展に寄与するものと考えています。
 また、創業以来、前社長の方針でもある「障がい者の雇用」については、平成14年に前社長が亡くなった後も引き続き積極的に取組み、法定雇用率2%に対し、我が社では37%を維持しています。障がいを持っている方が自立を目指して真剣に働いている姿にはいつも感動させられます。

●クラロンの特長等について教えて下さい

 我が社の素材は、クラボー、又、カワボー、クラレ、東レ、豊島の紡績会社・商社の協力を得て、吸汗性や紫外線カット等、常に素材の研究をし、安定した供給に努めており、また、自社生産工場を持っている強みを生かしてお客様にデザインや納期、ロット等のキメ細かい対応をしています。
 今回の震災では、建物や製品を始め、お得意様にも被害がありましたが、この福島でモノづくりの工場として、従業員と共に日々頑張っています。


企業詳細ページはこちら:株式会社クラロン

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